就活に狂いそうなほど役立たない学苑

新卒採用、通称就活について、なんとなく興味があるので書いていきます。

出版社って激務?だけど実は変わった人の集まりだった!

18で就活していたまさきです。このブログでは現在の仕事を通じて感じたことや思ったことを興味のままに書き留めておこうと思ってはじめました。なので独り言のようなものだと思ってください。

 

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そんな一回目は就活ではあまりゴリ押しで表にでてこない「出版社」

出版社に就職したい人は要チェック!抑えておきたいポイント-Mayonez

とりあえずこれを読みました。参考にしています。

 

どんな採用なのか?

採用試験としてはES、面接などおなじみの試験から比較的珍しい作文などがあるそうです。作文のお題としては「電子書籍はどうか」などざっくりしたものが多く普段から自分の考えを持つ必要があるんだなと言う印象です。

出版社でまずはじめに思いつかれるのが高倍率ですよね。500倍がざらのようです。
なぜ、倍率が高いのか?ってところなのですが、理由は2つあるようです。
1つ目は「採用人数が少ない」ということ。一般的な大企業が数百人内定を出すのに対し出版社の多くは10人程度。必然的に倍率が高くなるのも分かります。
2つ目は「そもそも働いている人数が少ない」ということ。中小出版社の従業員数は50~200人という所が多く、採用人数以前に働いている人の数が少ないのが高倍率を生んでいるようです。

 

出版社で働く社会人に会ってみた!

ギリ大学生の特権を使ってみました笑

今回はたまたまご縁があり2人の大手出版社に勤める方にお会いできました。らっきー。ここではAさん、Bさんとさせていただきます。いくつか質問をしたので忘れないようにここに書き留めておこうと。

Q.出版社は激務と聞くのですが実際のところどうなんですか?

Aさん「激務だったらこんな機会つくらないよね笑」

Bさん「暇だから来ました」

まさき「前に深夜の出版社を連日見たことあって。その時毎日2時、3時まで電気ついているのを見まして・・・」

Aさん「締め切り前なのかな?どんな仕事も忙しいときと忙しくないときはあるよ」

Bさん「夜型な人が多いからじゃないかな。朝9時に仕事に行って夜21時くらいまで働くよりも昼頃から夜中ずっとの方が働けるタイプなだけ。自分にあった働き方をしています笑」

Aさん「そもそもこの業界は好きで入る業界。激務がどうのこうのって思う人にはそもそも向いてないかも」

Bさん「勘違いしてほしくないのは体育会系ではない笑 私はお酒飲めませんし笑」

 

出版業界は好きで入る業界。激務、残業・・・就活生は間違ってもこんな質問はしないほうが良いかと。特に説明会やOB訪問では!!

 

Q.2縮小産業と言われている出版業界ですが、面白いものはこれからも面白いと思います。これからどのように面白いものを世に出していくと考えられていますか?

 OB訪問などで縮小産業なんていうのはご法度なのでこの質問もやめた方が・・・。
ただなぜかこの質問は褒められました。爆竹かな。

Aさん「2つありますね。1つはデジタル。電子書籍市場は伸びてます。やはり重さがなく、場所をとらないと言う利点がありますよね。2つ目はリアル。書籍よりCDの方が売れていないが音楽業界はライブや握手会などを増やして物販で稼いでる。書籍もその流れをとると思われます。それこそ作家さんとの交流イベントなどが考えらます。今多くの顧客を抱えるブランドを使って新しいことをする。そういうことを面白いと思う人が入ってくるべきだと感じます」

Bさん「下火なものは下火です。考え方としては海外向けに流せるか流せないかはポイントだと思います。例えば漫画。漫画は翻訳されているが海賊版も多く厳しいのが現状。しかし、実写化やアニメになれば海外でも放送できる。そういう海外にいかに流通させられるかといったポイントが重要だと思います」

Aさん「本という紙媒体のものが売れなくなっているだけで、本に書いてあることはこれからもずっと価値がある。親が癌になったとしたら癌についてまとめサイトで調べますか?と言う話。時によっては信頼性の高い専門書を人は必要とされる。」

 

まさき「新しい流れを創り出さないといけないと思うのですが社内でそういう流れは生まれやすいのですか?」

Aさん「そこは難しいところです。勇気のいることなのです。新しいことに挑戦すると言うのは。なぜかと言うと今の事業にお客さんを多く抱えていることが主な要因。そのお客さんを逃がすようなことはしにくいのです。働いているとやはり今行っている事業が楽しく極めたいと考えてしまうのも原因だと思います」

 

ベンチャーの良いところと大企業の良いところが見えました。でも、面白いものは面白いと思うんですよね。

 

 

Q.3出版社はどんな方が多く働いていますか?

Bさん「変な人が多いです。もう少しちゃんと言えばこだわりが強い人。ランチに食べたなぜカレーを選んだのかを10分くらい語れる人たちの集まりです。あんまり使うことはないが社内でパワポを使ってプレゼンをするときになぜフォントが明朝なのかで1時間くらい怒られました笑」

Aさん「本が好きな人が多いです。実は今の会社の本を読んだことなく入社したのですが笑 根底の本が好きというところはごまかせないなと。そういうところが入社できた理由かも。周りも本が好きな人は多いです」

 

 

いやーーーーーーーーーーすごく面白かった!!!!
良い話が聞けました。完全に自己満。

出版業界に向いている人は「こだわるの強い人」そのような志望動機や自己PRを考えられると良いのではないでしょうか。

 

 

暇だったらまたなんか書きます。